伊予鉄道について
伊予鉄道は愛媛県松山市に本社を置き、鉄道およびバスを運営する。鉄道は郊外線(高浜線・横河原線・郡中線)と市内線に分かれる。鉄道の創業は、明治21年と軌道幅の狭い軽便鉄道としては日本初、民営鉄道としては「南海鉄道」に次ぎ、日本で2番目に古い。伊予鉄道の汽車が「坊っちゃん列車」と呼ばれるが、起源は、千円札でおなじみ夏目漱石の小説「坊っちゃん」。「停車場はすぐ知れた。切符も訳なく買った。乗り込んでみるとマッチ箱の様な汽車だ。ごろごろと五分許り動いたと思ったら、もう降りなければならない。」これがまさしく伊予鉄道である。


(左)旧塗装時代、冷房登場時の800系、(右)610系の登場により廃車となった601-602-603
いづれも田窪ー見奈良にて