前回の更新から時間が経ってしまった。windows11アップデートして特に不具合はないのだが、悪名高きブルースクリーンが出てPCが立ち上がらないので直して欲しいという依頼を受けてそちらの対応で四苦八苦。WIndowsはログ1つとっても複雑すぎて、解明が困難。Linux系は分かりやすいと改めて実感。
本題に戻って、windows10→windows11へアップデートを進めていくのだが、windows11はwindows10が動いているからといって100%アップデート出来るとは限らない。セキュリティが強化されたため、旧世代のCPUではインストール要件を満たさない。そのため、私も乗り換えることにした。
Core i3ならダメ、Core i5なら大丈夫?といったCPUスペックが要件になっていると思われがちだが、そうではなくCPUの世代で決まる。インテル製では第8世代(2017年後半)以降であれば対応と考えて良いようだ。
Windows 11 の仕様とシステム要件 が公式に示されているが、具体的でないので分かりにくい。ずばり使えるかどうか判断には、上記リンク内にPC 正常性チェック アプリというリンクがあるので、ここからアプリをダウンロードして確認したほうがよい。
さて私がはまったのは、システム要件にあるUEFIとセキュアブート。これらはBIOSで設定する。Z690ではAdvanced Modeで起動に移動し、まずCSMを無効。CSMは画面の説明にもあるが、「UEFIドライバ-を持たない・・・」、つまりUEFIと互換がない場合にONすべきで、ここではDisabledに。
続いて、セキュアブートメニューに移り、OSタイプをUEFIモードにする。Secure Boot Modeは特に触らず。これで再起動し、いよいよ!と思ったら、画面は真っ暗のまま再起動を繰り返す始末。この時点では原因分からず、CMOSをクリアにして、再起動。M/BのQ-LEDではBOOTが点灯。グラフィックスボードを挿入しない場合は起動するが、Q-LEDはVGAは点灯していないし..と2,3日な悩むことになる。
で結論から言えば、やはりグラフィックスボードが原因。予算削減のため、グラフィックスボード(GeForce GTX650)は交換しなかったのだが、UEFIに対応していないことが判明。GeForce600後期生産品から対応、って結局どれから?状態であったが、GeForce660、20013年からと、結論未対応。なので、BIOSの設定をCMSはEnbaledにし、OSタイプは非UEFIモードに戻す。これでグラフィックスボードが合っても起動するようにはなった。
こうなるとUEFIでなくなるので、window11へのアップデートはダメかと諦めていたが、システム情報(msinfo32)を見ると、BIOSモードはUEFIになっている!先のPC正常性チェックで確認するとシステム要件を満たすようになったが、windows updateは待てど暮らせどアップデートしてくれそうにないので、インストールアシスタントにてアップデート。インストールはあっさり終わり、現在不調無く仕様できている。
