普通はこんなことしなくてよいのだが、PCをアップデートし続けているため、やらないといけなくなった。
今のPCはWindows7からのアップデートなのだが、その際、SSDを追加しそちらにWindows10をインストールしたのだが(explolerで見るとCドライブ)、Windoww7がインストールされたHDD(Eドライブ)を外すと起動できなくなってしまう。そのままでも困らないが、HDDを外してバックアップ用にまわしたいので、チャレンジしてみることに。

まず、ブート構成データ(BCD)がどうなっているか確認してみる。コマンドプロンプトで”bcdedit.exe”と実行してみると、以下のような状況になっている。

上段のWindowsブートマネージャーのdeviceを見ると確かにPartition:=Eとなっている。EドライブのHDDを外すと当然ブートマネージャがなくなり、ブートローダを読むことができないためである。
では、このブートマネージャのdeviceをCドライブにすればよいのかというとそれは違うようだ。ドライブCにブートローダーがそもそも入っていないのである。そのため、Partition:=Cとだけしてしまうと..BOOTMGR is missingとなってしまい、起動することができなくなる。ブルーバック画面ぐらいショックな画面である。

さて、こうなってしまうとどするかと言うと、システム修復ディスクで立ち上げるしかない。なので、このディスク作成は必須である(作成方法は適宜google等で検索してください)。システム修復ディスクで立ち上げたあと、コマンドプロンプトに進む。システムの復元とか、システムの回復といったメニューもあるが、おそらくこれを使っても起動しない(と思う)。決してwindowsが壊れているわけではないのだから。
さて、コマンドプロンプトに入り、何を実行するかになるが、これまたgoogle検索すると色々出てくる。が、間違うと先ほどのようにそもそもブートしないことになる。今回の場合は、ブートローダー自体を修復しないといけない。google検索するとズバリのものが出てきた。
Windowsのブート修復に使うコマンド一覧なるページを発見。 ここに記載ある
bcdboot.exe c:\Windows /l ja-JP
を実行すれば、システム修復ディスクからブートローダーを修復してくれる。このあとHDDを切り離した状態でも起動することを確認。bcdeditで確認してみると、ブートマネージャーのDeviceはCドライブになっており、めでたく目的を達成しました。めでたしめでたし。

注:環境により本方法では改善されない恐れがありますので、自己責任でお願いします。