AutoCADのスクリプトファイルを使ってみる

AutoCADのコマンドウィンド

仕事柄、CADで図面を書くことがあるのだが、もっぱら機械製図ではなく、配線図や結線図といった電気製図。なので、決まり切ったパターンによる製図が多い。

本来なら、電気CADと言われる電気製図に特化したCADを導入すべきなのだが、このコロナ渦で予算確保の見通しがなくなり、どうしようかと考えていたところ、AutoCADには「スクリプトファイル」、いわゆるCAD上の操作コマンドを1つのファイルにまとめて読み込むことができる。これを活用すれば一連の動作が自動化できることが判明。このコマンドをテキストファイルなのでちまちま作っているなら意味がない。そこで、EXCELのマクロを使って、スクリプトファイルを作る→AutoCADでスクリプトファイルを読み込み、図面作図といった流れで、作図の時間短縮を狙ってみた。

Google検索してみると、同様の試みを行っているサイトが色々見つかったが、以下のサイトを参考にさせていただいた。

ExcelデータをAutoCADへ送る

スクリプトで使えるコマンドについては、徐々にご紹介していくとして、AutoCADコマンドの一例を紹介する。

line 100,100 200,200

上記のようにコマンドウィンドウに入力すると、座標(100,100)から(200,200)に線を引く。コマンド自体は単純な書式なので、あとは描画する座標を決定する必要があり、これをExcel側で計算させてやれば、自動化に一歩近づくというわけだ。

AutoCADで使えるコマンドは色々あるが、スクリプトで使うコマンドが少し違う場合があるので、それについては次回以降ということで。

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