マザーボード交換の大まかな手順は以下の順序。
- CPU取付
- メモリ取付
- CPUクーラ取付
- マザーボードをケースに取付
- 拡張カード取付
- コネクタ接続
1と2は素直に装着すれば良いので説明は省略。CPUクーラ取付も素直にやれば良いのだが、以前組み立てたLGA1155の時とは取付構造が異なるのでちょっとご紹介。以前はマザーボード表面からプラスチック製のプッシュピンでCPUを押さえつける構造であったが、プッシュピンが破損することもあるし、マザーボードのレイアウトによってはプッシュピンの頭に手が入りにくいこともあった。
取付に必要なパーツ
(マウンティングプレートは異種にあとで気づく)
バックプレートキット取付後
今は上図にある黒色のバックプレートをマザーボード裏面に、表面からスペーサとマウンティングプレートをナットで止める構造となっているので、CPUファンを止める土台がかなりがっちりしている。マウンティングプレートが2種類あることを失念しており、取付ピッチが合わないと悩んでいた。ASUSのマザーボードはLGA1700用とLGA1200用のクーラどちらでも取り付けられるよう穴が2種類空いている。LGA1700用は外側になり、それ専用のマウンティングプレートが付属している。きちんと取り付ければ写真のようになる。
ここまでくれば、あとはCPU上面に熱伝導用グリスを塗って、CPUクーラ本体を載せるだけ。旧マザーボード時というか、以前のCPUクーラとはファンの取付方向が変わっており、今回のほうが、そのままケースの背面に抜けるので風の流れに素直となっている。ただ、奥行きがいるので、ケースの大きさには注意。
CPUクーラ装着後。高さがあるので存在感あり
新マザー(左)と旧マザー(右)。フロー方向が異なる
あとは、マザーボードをケースに取り付けるだけなのだが、ここでちょっと問題発生。このマザーボードはバックパネルのプレートを後で嵌めるのではなく、箱構造になっており、挿入時は背面ケースに接触!「しまった、ここの寸法まで確認していなかった」と一瞬ドキッとしたが、ケースファンのビスをユルメ、少し交わすことで問題なくマザーボードはケースに収まった。そのあとビスを締めてもバックパネル部分とはわずかだが隙間が出来ている。ちゃんと考慮されていることに安心。
あとは、必要なコネクタを接続、グラフィックスボードとLANボードを挿入して電源を挿入し、無事windowsが起動。だが、ここからかなり手こずることになる。その様子はまた後ほど。