ちょっと前に仕事でLANケーブルが必要になって、使用頻度が低いので会社経費で買うのもどうかと思って、家にあるケーブルを使おうと押し入れから引き出すと、ツメが折れている。コネクタを付け直すかしめ工具が手元にあればいいが、今更買うのもと思ってると、ツメ折れ補修パーツなるものを発見。
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マザーボードの交換(4)
前回の更新から時間が経ってしまった。windows11アップデートして特に不具合はないのだが、悪名高きブルースクリーンが出てPCが立ち上がらないので直して欲しいという依頼を受けてそちらの対応で四苦八苦。WIndowsはログ1つとっても複雑すぎて、解明が困難。Linux系は分かりやすいと改めて実感。
本題に戻って、windows10→windows11へアップデートを進めていくのだが、windows11はwindows10が動いているからといって100%アップデート出来るとは限らない。セキュリティが強化されたため、旧世代のCPUではインストール要件を満たさない。そのため、私も乗り換えることにした。
続きを読むマザーボードの交換(3)
組立終わり、電源投入するとすんなり立ち上がる。が、Windows10とOfficeのライセンスがどうのこうのと言ってくる。マザーボードが変わったので新しいPCと見なされてしまう。SDDはそのままなんだからそのまま通してくれよと思うのだが、とりあえず認証を終えて一安心..かと思ったら、データ用のHDDが元々Dドライブ認識だったのが、Eドライブとなり、DVDドライブがDドライブとなっている。SATAポートの位置が前のマザーボードと異なり、SSD→DVDドライブ→HDDの並びになってしまったようだ。

コンピュータの管理→ディスクの管理で当該のEドライブを右クリックし、ドライブ文字とパスの変更でDドライブとするも、パラメータが間違っていますと蹴られてしまう。むむ、何で?となり、検索してた結果、Qiita:Windows10のドライブレーターの変更方法とエラーが出た時の対処法にある方法で変更することができた。解説ありがとう!
今回、マザーボード交換した目的はWindows11へのアップデートなのだが、Windowsアップデートを覗いてみると、まだシステム要件を満たしていない。システムファームウェアにおいて、UEFI、セキュアブートに対応する必要がある。
まず、UEFIとはBIOSのブートモードの1つ。詳しくはWindows 10 BIOSのブートモード(BOOT MODE)~レガシBIOSとUEFIモードの違いを参考にしていただきた(これまた解説ありがとう!)。さて私の状況はと確認すると、レガシと出てきた。2010年頃からUEFIが登場してきているので、前回マザーボード交換したときに変えていても良さそうだが、Windowsのアップデートを継ぎ足して来た結果なのだろう(秘伝のタレのように良いことことにはならない)

さて、レガシBIOSからUEFIモードに変更するのは面倒くさそうと思っていたが、MBR2GPT.EXEというコマンドラインを使うそうだ。Windows 10 ハードディスクドライブ(HDD)のデータを削除せずにレガシBIOSをUEFIモードに変換する~ブートセクタをMBRからGPTに変換するMBR2GPT.exeに詳細な解説があるので、この通り実施すれば完了。
先ほど、WIndows11のシステム要件であるシステムファームウェアで、UEFIはクリア。もう1つはセキュアブート。これでドツボにはまった..。その話は次回に。
マザーボード交換(2)
マザーボード交換の大まかな手順は以下の順序。
- CPU取付
- メモリ取付
- CPUクーラ取付
- マザーボードをケースに取付
- 拡張カード取付
- コネクタ接続
1と2は素直に装着すれば良いので説明は省略。CPUクーラ取付も素直にやれば良いのだが、以前組み立てたLGA1155の時とは取付構造が異なるのでちょっとご紹介。以前はマザーボード表面からプラスチック製のプッシュピンでCPUを押さえつける構造であったが、プッシュピンが破損することもあるし、マザーボードのレイアウトによってはプッシュピンの頭に手が入りにくいこともあった。
今は上図にある黒色のバックプレートをマザーボード裏面に、表面からスペーサとマウンティングプレートをナットで止める構造となっているので、CPUファンを止める土台がかなりがっちりしている。マウンティングプレートが2種類あることを失念しており、取付ピッチが合わないと悩んでいた。ASUSのマザーボードはLGA1700用とLGA1200用のクーラどちらでも取り付けられるよう穴が2種類空いている。LGA1700用は外側になり、それ専用のマウンティングプレートが付属している。きちんと取り付ければ写真のようになる。
ここまでくれば、あとはCPU上面に熱伝導用グリスを塗って、CPUクーラ本体を載せるだけ。旧マザーボード時というか、以前のCPUクーラとはファンの取付方向が変わっており、今回のほうが、そのままケースの背面に抜けるので風の流れに素直となっている。ただ、奥行きがいるので、ケースの大きさには注意。
あとは、マザーボードをケースに取り付けるだけなのだが、ここでちょっと問題発生。このマザーボードはバックパネルのプレートを後で嵌めるのではなく、箱構造になっており、挿入時は背面ケースに接触!「しまった、ここの寸法まで確認していなかった」と一瞬ドキッとしたが、ケースファンのビスをユルメ、少し交わすことで問題なくマザーボードはケースに収まった。そのあとビスを締めてもバックパネル部分とはわずかだが隙間が出来ている。ちゃんと考慮されていることに安心。
あとは、必要なコネクタを接続、グラフィックスボードとLANボードを挿入して電源を挿入し、無事windowsが起動。だが、ここからかなり手こずることになる。その様子はまた後ほど。
マザーボード交換(1)
Windows11が昨年から公開されているが、残念ながら今の環境でシステム要件を満たさないと表示される。intel CPUなら第8世代が条件となるので、かなり厳しい制約と言えるだろう。
昨年Windows11が出たころは、AMD Ryzenにしようかと思っていたが、intel第12世代CPUが登場により性能もぐっと上がったので、候補になった。使用目的がゲームでもマイニングでもないので、最高スペックは求めないないので、バランスをとってCorei7を選択。
メモリはCPUがDDR5対応なのだが、半導体不足もありかなり高額。ここもバランスをとってDDR4とし、それに対応したマザーボードを選ぶことに。GIGABYTEはDDR5向けが多く、DDR4のラインナップが豊富なASUSからTUF GAMING Z690-PLUS D4にした。WiFiモデルもあるが、環境は整ってないし有線に勝るモノなしなので。メモリは安定動作で定評のあるCrucialにした。スペックはPC4-25600(DDR4-3200)あたりでkakaku.comで見ると、BL2K16G32C16U4Wが価格的に安い。同じスペックだが白が他よりも安く、LED点灯しても見えないので、外観へのこだわり無し。
CPUが変わったのでCPUクーラーも変更が必要。これまでもScytheを使っていて、特に不具合はなかったので、今回もScyheからLGA1700対応の虎徹 MarkⅡ Rev.Bとした。発売直後に購入したので、2週間ほど経過した今では価格が500円ぐらい安くなっている。
これで今回購入したパーツはすべて。組立の様子は次回に。